ダイエッターなら、やっぱり「食欲の秋」より「読書の秋」でしょう?
本当に涼しくなって、とうとうクーラー無しで眠れる夜を向かえました。
秋ですね。
秋といえば「読書の秋」。
そして、わたくしとうとう、待望の本を予約してまいりました!
前回の刊行が2001年。本当に待っておりました。
「まだかな、まだかな~?」と学〇のおばちゃん並みに待っていましたとも!
「十二国記」新刊『白銀の墟 玄の月』予約完了です!
なにそれ?って方、ごめんなさい。
ちょっと熱くなっちゃいます!ってくらい大好きな本なんです。
十二国記というのは、平凡な女子高生が主人公のファンタジー小説なんですが
ファンタジー小説などと呼んでほしくない。
もうね、これは私の「バイブル」なんですよ。
ざっとしたあらすじはこちら。
ごく普通の女子高生として生きていた主人公陽子は、突如、学校に現れた見知らぬ男性に、異世界へと連れて行かれてしまう。何とか元の世界へ帰ろうとするが、そこで陽子は、異端の者として疎まれ、騙され、裏切られ、次々と襲いかかる獣との戦いを強いられる。「何故、こんな目に会わなければならないの?!」生き延びようと必死に逃げ回るが、壮絶な飢えと疲労、戦いで負った多くの深い傷。ついには力尽きて行き倒れてしまう。それが「月の影 影の海(上)」。十二国記の始まりの物語。
もうね。飢えと疲労と傷だらけで戦う陽子。壮絶なんです。
剣を杖にして立ち上がるのが当たり前になった。敵がいなければ座り込む、間合いが遠ければ足を引きずる。人の気配がなければしゃべる代わりに始終呻く。飢餓は身内に張りついてすでに身体の一部になった。
辛い。苦しい。
こんなに頑張っているのに、食べていないのに
全然体重が減らない!!
この本を読めば必ず
そんな泣き言を言ってる自分が、猛烈に恥ずかしくなるはずです。
そんな、読んでて苦しくなる本がお気に入り?と思うかもしれません。
なんせ「月の影 影の海(上)」は本当に過酷。
でも!
ここからの斜め上を行く展開は、もうね。筆舌に尽くし難い。
是非、あなた自身でこの『十二国』を体験して欲しい!
もう、上手くオススメできない自分がもどかしい。
ってことで、今からお風呂で「月の影 影の海」を読んでくるとします。
もちろん、足バタさせながらね。