毎日がダイエット

毎日がダイエット

デブが脂肪を脱ぎ捨てるという事は全身全霊で闘い。これはアラフィフ女のダイエット、3桁からの闘いの物語。

酢・玉ねぎ・納豆

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ある日、帰宅したら、たまらなく家が臭かった。

何これっ!?臭いっっ!!!!

叫びながらキッチンに行くと、みじん切りの玉ねぎが放置されていた。

 

「酢玉ねぎ作ったんだ」

そう言えば、先日買い物に行ったとき、旦那さんが

「玉ねぎ買っていい?」と、大ネットの玉葱を買ったのを思い出す。

どうやら健康番組を見て感化されたようだ。

その番組曰く、玉ねぎを30分以上空気に放置しておくと、いい成分がでるらしい。

だがしかし、

「くっさいっ!!!」

叫びながら、(そういや昔も流行んなかったっけ?酢玉ねぎ・・・)と、ため息をつく。

ダイエットを長々続けていると「〇〇を食べるとみるみる痩せる!」的にスポットを当てられる食材と数々出会い、

そのたびに「効かねぇよっ!」と暴言を吐くこととなる。

故に「〇〇は体にいい!」的なコピーを見ると、正直、ちょっと引く。

「ちっ。またステマかよ」と、煙草でもふかして愚痴りたくなる。

それでも、こうやって何度も取り上げられる食材たちには、なにか「キラリ」と光るものがあるのだろう。

やはりそれだけの効能がある、ということなのかもしれない。

と、思ったりもする。

ダイエッターの心は複雑なのだ。

そうやってみると、私の中の『キングおぶ食材』を選ぶとしたら、

酢・玉ねぎ・納豆

だろうか。

サバ缶も捨てがたいが、まだ新参者の気がして、今回は選外だ。

 

・・・・という、心の中の葛藤を経て、我が家での「酢玉ねぎ」作りは承認され、玉ねぎのみじん切り作りのための『ぶんぶんチョッパ―(もどき)』まで購入を許可されることとなった。(エディオンの見切り品処分カートでワンコイン購入だ。)

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そして、春キャベツが美味しいこの季節、我が家の冷蔵庫には

「酢玉ねぎ」と「酢キャベツ」が、仲良く並んで鎮座しているのであった。

 

<おしまい>