毎日がダイエット

毎日がダイエット

デブが脂肪を脱ぎ捨てるという事は全身全霊で闘い。これはアラフィフ女のダイエット、3桁からの闘いの物語。

夢の国はデブ率が高い

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自分が気になっているテーマの情報は、必然的に脳がセレクトしているといいますが、それでもです。

今回ネズミーランドに一日滞在してみて本当に痛感しました。

『夢の国はデブ率が高い』

 

これは私の思い過ごしなんかではないです。

前日行ったミッドタウンも、思いのほかごった返していましたが、

デブには一人も合わなかったんです。ぽっちゃりさんは見かけましたが。

ところが夢の国では、視線をパーンさせると必ずデブがいるのです。この不思議。

『夢の国はデブに優しい』という都市伝説的な噂は本当のような気がします。

 

突然ですが、私たちデブ夫婦には、ある世にも恐ろしい逸話があります。

それはナニワーでダパンプなランドへ行った時の事です。

私たちデブ夫婦は、恐竜の国のスプラッシュなアトラクションに乗りました。

1列が4人乗りで、若いスレンダーなカップルと一緒になりました。

安全バーは、4人をひとつのバーで押さえる仕様でした。

その時点で私たち夫婦は 『え?』 とお互い目くばせします。

隣ではカップルが、いちゃいちゃニコニコきゃっきゃ♪と無邪気にはしゃいでいます。

これからのアトラクションにどんな恐怖が待ち受けているか、気づきもしないで。

『これ、やばくね?』とぼそぼそつぶやく私たちの声など、きっと聞こえてません。

恐怖の瞬間がやってきました。

 

「安全バーがおりま~~~す」

 

安全バーは、当然、4人の中で一番ビア樽腹の家人の腹でストップです。

カップルのおなかと安全バーの間にはまだ、確実に人一人入れます。

異変に気付いたカップル。

”え?なに??なになに?故障?” パニクって辺りをキョロキョロ。

次の瞬間、彼氏が家人と私の存在に気付きます。

彼女に素早く事態をつぶやき、彼女は視線だけを動かして

見えない何かを見る様に私たちの存在を確認すると

”あ~~・・・・・・(なる・・・ほど)”

二人そろって軽く天を仰ぎ、あきらめの境地に突入。

その後はアトラクションがスタートするまで終始無言。

こうして私たちデブ夫婦は、1組の幸せなカップルを地獄のズンドコに落とし入れました。

 幸い、若い2人は池に落ちることなくアトラクションを終えることができましたが、

きっと生きた心地はしなかったでしょう。

後に、この話は格好のデブネタとして使い回されるのですが、

実はこの時、デブコンプレックスを大いに刺激されています。

申し訳ないやら、情けないやら、恥ずかしいやら。

この他のアトラクションも然り。

ジェットコースターの安全バーは

”ん?!ここで止まる・・・だと?そんなはずはない!!”と、

これでもか!という勢いで、腹の肉を押さえ込みにきます。

デブを真っ向から否定する勢いです。

なかなかデブのメンタルを崩壊させるツボを心得ています。

やるな、US●。

 

その点、ネズミーランドのアトラクションは安全バーさえ、ほんのり優しい。

まぁ、アトラクション自体がソフトなものばかりなのですが

乗り込む人員にも配慮があります。

団体毎に贅沢配分で乗り込ませてくれるので、デブとして気を使う必要が全くありません。(嫌、ステマではないですよ?)

デブコンプレックスは全く刺激されることなく、終始楽しむことができました。

前回はまだちょいデブだったので気づかなかったのですが、

ネズミーーランド、恐るべし、です。

でも、デブ率が高かったのは『デブに優しい』だけではないような気がします。

デブは喜びに鈍感

 

肥満人の脳は灰白質が少なく眼窩前頭葉が収縮しているため、快楽を感じるための物質『ドーパミン』の分泌が少なく、喜びに鈍感だという研究結果があります。

脂肪が分厚いせいで、腹の肉をちょっと触られたくらいじゃわかんないのと

同レベな感じでしょうか。

だからデブは、「食」だけでなく、こういうアミューズメントからも、

貪欲に『快』を(むさぼ)ろうとしてるのかもしれません。

ひょっとして、気付かなかっただけで、U●Jもデブ率高いかも、ですね。

 デブと脳科学

 

以前、ホンマでっかTVで、脳科学の澤口先生が「デブの脳は薬物依存者と同じようになっている」と言ってました。『デブが太っているのは本人の我慢や頑張りがないから!』ではなくて、実は脳によってもたらされている一種の病気だな、と思い始めています。肥満と脳、大いに関係がありそうですね。

 

当然、わたくしは巨デブ筆頭として、アトラクションも、途中の買い食いも堪能して

『快』を(むさぼ)ったのは言うまでもありません。

 

我がディズ●―に いっぱいの食いだらけ  (泣)